前回の続きです。

 ちょっとレアものもご紹介します。


selen


◎小夜曲  世界名曲集

 クラシック小品を朱昌耀の二胡で。
 主に本国で以前からよく演奏されている西欧クラシック名曲です。
 なかでも、ロマンチックな曲にフォーカスされた選曲です。

 日本でも幾つかの譜面や教本や音源が出版されているので、学習者のかたは、演奏家の特徴や技法の使い方を聞き比べてみるのもおもしろいのではないでしょうか。

 また、似た選曲の盤が、台湾で胎教音楽CDとして発売され、好評を博しました。

 こちらも、伴奏は朱昌耀老師が主に編曲、江蘇省演芸集団交響楽団の演奏となっています。
 このオーケストラは、映画やお芝居の音楽で実に生き生きした演奏を聴かせてくれるオケです。
 闵惠芬老師の弟さんが指揮を務めることもあります。


 イギリスのセレナーデ/四季〜冬/春への憧れ/トロイメライ/ドスランのセレナーデ/
 ユーモレスク/シューベルトの子守歌/村の娘/嘆きのセレナード/帰れソレントへ/
 シューベルトのセレナーデ/ブラームスの子守歌

 わけても、シューベルトのセレナーデ は絶品です。

 価格 3000円 内税



piano



◎大湖漁歌 二胡とピアノの名曲集


 こちら、メイン伴奏がピアノという盤になります。
 二胡だけでなく、中古や高胡も登場。
 ピアノ演奏は、老師のお嬢さんの朱静さんです。息の合った共演を聴かせてくださいます。

 曲目は、ピアノとのコラボが想定されて作られた二胡独奏曲や、古曲を移植した名曲など、バラエティに富みます。特に、江南の民間楽曲が原曲の霞裳曲は、やはり地元人としても面目躍如といった雰囲気。華麗な神話世界を二胡で再現しています。
 この曲に登場する月に住む女神・嫦娥は、中国の月着陸船の名前にもなりました。

 また、三門峡暢想曲は、朱昌耀老師お得意のドライブ感満載で、他とはひと味違うトラックになっています。


 豫北叙事曲/陽関三畳/大湖漁歌/チャールダッシュ/蘇武牧羊/漁舟唱晩/
 三門峡暢想曲/ト長調のメヌエット(ベートーベン)/平湖秋月/霞裳曲


 価格 3000円 内税





saylove


◎情訴〜会いたい ロマンティック名曲集


 この盤では、中国や台湾で好まれている、劇伴や民歌やバイオリン曲からの移植曲、民謡などさまざまなジャンルの、特にラブソングばかり集めています。

 とはいえ、感情過多なベタ甘には決してならないのが、朱昌耀老師の世界。
 ロマンスという、人間の生きた感情のエッセンスのような現象を二胡の音や技巧であらわし叙述する、という根底ではある種冷静で思索的な試みの結実だと思われます。

 そして、これは、朱昌耀老師の永遠の思い人である「二胡」そのものに捧げた恋歌の集成と言えるでしょう。
 あれこれ手を尽くして二胡へ恋心を伝えようとする演奏家の試みの。




 秘話めいたはなしになりますが、実際のところ、練習中の老師と二胡の間には、だれも割って入れないような空気が満ちているのです…。


 葬花吟/情訴Say Love(オリジナル)/明月千里寄相思/相思河畔/化蝶/念/
 王凝眉/湾湾的月亮/三年/在那遙遠的地方/漁光歌



 私事になりますが、弟子入りしてまもなく、たぶんおそらくロマンティックとほぼ無縁だった私の二胡にあきれたのか、師匠から「だって二胡って情感(ロマンス)を表現してこその楽器でしょう」と一言注意?される場面があり、ちょっとがーんとなったことがあります。

 それで結局、とりあえずコトバにすればわかるのかと思い、拙ブログなどのタイトルも月芽五更の旅〜恋上二胡〜最愛二胡 となりましたが、実は、その情感というのがやっぱりよくわかりません。なので、ロマンスを感じると生物学的にどうなるのか、とか、大脳神経生理学的にどうなのか、など、妙な方向へずれて、いまだに彷徨しています…のです…が、まあこれこそ余談でした。失礼しました(^◇^;)。



 価格3000円 内税




alsn



◎有里山情話ー有里山のささやき 


 2004年、台湾国楽団、TNCOとのコラボレーション企画の為に制作された、朱昌耀フルオリジナル盤です。
 レアでそしてとても贅沢な一作です。

 プロデュースは台湾揺籃レコード。この会社はメイン業務の中に本格的な国楽(中国音楽)の紹介があり、沢山のCDをリリースしています。この盤の出た当時の社長さんは、国楽の紹介は、天から自分に与えられた任務だとおもうと、かつての同社HPで仰っており、そして、ずっと朱昌耀老師の二胡に注目、台湾でCDを発売することで二人三脚的な活動を続けていた方です。

 私感を抜きにしても、たぶん、揺籃&朱昌耀コラボで、この有里山情話がたぶん最高傑作です。
 朱昌耀老師の芸術性が、決して古典二胡の域にとどまるものでないことを表しきった作品と呼べると思います。

 台湾の風物や伝説、そして朱昌耀自身の台湾へのイメージを楽曲に。
 クラシカルな二胡でありながら新しい二胡音楽世界です。


 二胡独奏 月日潭随想/
 胡琴組曲 台湾風情 1漁歌 2茶趣 3廟会 4海祭 5社戯 /
 二胡協奏曲 有里山情話 第1楽章 山之対話/第2楽章 月下情/第3楽章 心的呼喚/
 大筒弦独奏 思想起 / 二胡独奏 客家情 




 さっきから私事だらけになりますが、2004年12月、台北でのこの盤収録作の世界初演を幸いにも観覧することができました。
 最初から、おどろきの連続でしたが、「山の対話」の演奏がはじまり、おもわず「え、なにこれ…」と、息を吞みました。
 それ以上に語るコトバを、残念ながら持ち合わせていませんでした。
 聴いたことのないような音楽でした。
 この溢れる生命感、疾走感は、どこから湧くのだろうか……


 コンサート終了後、ロビーでサイン会がはじまり、見ていると、中学生くらいの女の子が、サインをもらったプログラムを、宝物を抱えるようにして帰っていくのが見えました。
 おそらく、コンサートに来た人みんなが、心に大切な宝物を抱えて帰るのだな、と思いました。


 この一作をプロデュースし得たこと、その一点だけでも、張玉珍女史は朱昌耀老師の活動に関わる活動に於いて最高の最高の最高の尊敬と、聴衆としての感謝を捧げたいと思います。

 レア盤です。日本ではこの曲目の演奏会はまだ無く、CDもごく少ししか流通していません。
 老師から、販売の委託をうけておりますので、部数限定ですが、ご紹介させていただきます。



 価格 3500円 内税






 領布に関しては
 ご注文メールを頂き、代金を振り込んでいただき、
 確認次第発送ということになります。
 振り込み手数料はご負担くださいませ。
 送料はこちらでおもちします。

 注文メールのお返事で、振り込み先をお伝えします。

 注文メールには、お受け取り先のご住所・お宛先お名前とお電話を記してくださいませ。
(確実に受け取っていただけるようであれば、個人出なく団体のご住所とお名前でも大丈夫です。ただし、配達後のお受け取りは、注文者さまに責任を負って頂くことになります)
 

 ご注文から発送まで一週間程度みていただければありがたいです。

 
 振り込み先は、コンサートチケットと同じですので、すでにご存じの方はそちらをお使い下さい。

 また、例によりまして、お預かりした個人情報は一度限りで、発送ご一ヶ月以内に破棄しますし、
 ほかの用途に使いませんので、どうぞご安心くださいませ。


 ◎CDのご注文メールは someiro-gld@mbr.nifty.com
Officeそめいろ 朱昌耀CD係

  
  まででよろしくおねがいします。



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