いの2019

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今日は2018年12月21日(金)、
冬至です。

明日からは昼が少しずつ長くなります。



さて、二胡講座を続けていてしばしばあるのが、受講者さんの「中国曲は知らないから練習しづらい」という声です。

この感想は当然だよなあ、と思いつつも、でも、二胡が育った地元の楽曲だし、二胡ならではの技法を識るには適しているんだけどなあ、などとも考えて、いつも軽く葛藤します。

二胡が汎用性の高い楽器なので、なにも嫌なのに中国曲練習しなくても良いのかな、とか。

グレード試験が必須なら、試験受けるならやらなきゃダメです、とか言えるんだろうか。
とか。 

それはまた別な位相かなあ、とか。


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過去の経験が一つ甦ります。

阿美族舞曲、というたいへん良い曲があり、闵惠芬老師の演奏に触れて、とても好きになりました。

個人の感想ですが、第一段に、北海道内陸部山地地域の盆踊りと似たノリを感じてしまい。
もともとは、台湾の先住民族の音楽スタイルに想を得たと言うことなので、風土がにているのかなあ、などと。 

なので、弾いていると乗ってきて、暗譜もすぐできました。


それから、かなりあとのこと、当時当講座にあったグループの皆さんのスキルも音色もふさわしいかなと考えて、誰も知らなかった阿美族…を取り上げました。

そのとき、見本演奏を講師がするのですが、大部分は闵老師のスタイル、ぷらす私のノリ、で。

はらはらしましたが、みなさん曲そのものをかなり気に入ってくれました。

これは講師の演奏が良かったのではなく、楽曲の持っているpotentialが皆に伝わった、いわゆる感染した、ということ…もともと感染力の強い楽曲なのでしょう。
 
講師がなにがしか役割を果たしたとしたら、曲を語るMCとして、同じノリを作った、てくらいかな。

とにかく、これを弾くときには楽しくてしかたないので、それが伝わって、知らない曲だけど自分も弾いてみたい、となったんじゃないかなあ。


こんな経験以来、講師として、なるたけあらゆる課題曲を好きになる、弾いてて楽しくなるよう、心がけています。
なるべく…

たとえ名の無い練習曲でも、知られてない中国曲でも…


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ジャーパンファン老師が、「課題曲を知らなければ教えられない」と、至極ごもっともなことを言ってらした。これは本国の大民族楽団でそれこそプロとして中国各地の曲を演奏し精通たからこその言葉でしょう。


講師として、曲を識っているということは、譜面を理解したりそつなく弾けたり周辺知識がある他に、楽しげに演奏して、受講者さんを巻き込んでいく力があるってこと?

とも、考えてます。


次回は良宵のお話かも。

いの2019

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冬休みに二胡にチャレンジしてみませんか?


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