(前段省略)


 「本当のものは目には見えない」(サン・テグジュペリ/星の王子様)

ゆみのえ1



 さてここに、大蛇を飲み込んだ大蛇の画が三枚在ります。
 パイソンか、スネイクか、ボアか
 どれがどれかおわかりになりますでしょうか。














 もちろん、ご賢察のとおり、どれも違います。
 蛇に近いところにいますが、これは、ええと、まあ、馬に近いです。
 馬馬虎虎というコトバもあるのですが…

 いえね、なにぶん画が酷い。
 泣きそう。。。。。。。

 
 ちょっと涙をこらえて外を歩いてきます。


20160905yuutuki





 散歩ついでにタイムスリップもしてきました。

 月も笑っております。
 ん??三日月?何かに似てますな。江戸の黄表紙小説に椿説弓張月なんてのもありましてな。
 そ、そうだ!!書きかけだった!






 というわけで、続きです。
 この三枚の画は、
 「二胡の弓にはこの三タイプあるよー」と、だいぶまえに師匠が教えてくれたことを、番台が自分の画で書き、そこにそれからの経験などを交えて作った文章、というものなので、画は酷いけど、書いてあるなかみは大丈夫かと思います、

 おもにここで取り上げられるのは、弓竿と弓毛の位置関係や、竿の状態、そして各種特徴です。


 1、は、・弓竿に湾曲無し、しばしば太め、
     ・弓毛は平行して強めに張られている。
      バイオリンなどに近いタイプ?

 2,は、・弓竿が最初から半月のように弓毛と反対側に強くしなっている
     ・武器の弓の引き絞った感じ?

 3,は、・弓竿のまんなかへんが、弓毛の方向に軽くしなっている
     ・弓の先端と、手元の部分は、反り返っている。
     ・多く、比較的細めの弓竿がもちいられる


 

 2は最近あまり見かけなくなりましたんで、いま売られていたり使われているのは大体1か3でしょう。番台は3タイプとも使ってみたことがあります。


 1、は、いわゆる(上海式)に多いです。
 演奏に使用しての感想は、
 ・手指による張力キープに頼る部分が比較的少なく、音量や音色が安定させることができる。
 ・よって、音の粒を揃えたい合奏に向いているのかな
 ・そして、初心者でも使いやすい、部分がある、かもしれない


 2,は、番台が使ったことがあるのは北方式の楽器本体につけられていたものだったと記憶。
 ・あらかじめ、「弓を引き絞る」状態になっているので、弓毛のテンションが高くて、レスポンスが良い。
 ・手指のちからが少なく済むのでノイズが出にくい
 ・音量の大きな音もだしやすい。
 ・持って動かすことに、意外と腕のちからも用いるので、細かなことをやるのがけっこう難しい。
 

 3,は南方式に比較的多い。
 ・擦弦のための力は手指の作用にかかっているため、運弓のときには、手腕の動きと手指の動き、2種類のactionが必要。
 ・音量、音色、音程の安定感(良い感じの揺らぎ感)を出すには、それらのactionを操る必要があるので、比較的高度な技術がいるかもしれない。
 ・SIMPLEで細めの竹が用いられることが多いため、演奏の状態が直接伝わりやすい。良い意味では繊細な表現にも向き、良くない意味では動揺やちょっとした錯誤が音にすぐ出る。


 擦弦で音が出るというのは、直接は弓毛の張力に依るんですが、その張力を産んでいるのは、竹のしなりです。
 しなった竹が戻る反発力です。
 なので、竹が柔らかくよくしなる方が、竹弓使用の胡琴類には向いています。
 
 
 また、バイオリン族の弓とはちがって、二胡の弓は消耗品といわれることが多いです。
 バイオリンの弓は楽器より高いものを使うと音が劇的に良くなるとか…
 有名職人の弓100万円とかもっととか、聞いたことがあります。

 二胡弓も最近職人性で語られることが増えました。昔の国営楽器工房でお仕事していて、定年後独立したかたや、二胡職人さんのご家族のかたなど。
 番台はロートルぎみなので(^_^;)「陳氏」「孫氏」の品牌つきのものが多かったです。
 最近はこのかたたちのお弟子さんやお子さんなども現役弓職人をなさっているとのことで。

 竹の選び方、竹の乾燥や加工のやりかた、また、弓毛の選び方、漂白するかしないか、固定の時の結び方など、それぞれの家伝があるようです。




 二胡弓は張力のかけ方が大変強いので、まれに、竹が折れることがあります。
 弓毛が少なくなりすぎたら取り替え時です。
 ※最近は、弓毛の張り替えをうたっている修理職人さんもいらっしゃるようなので、調べてみると良いかも…


 節のあるなしをよく言われますが、十分張力をかけていたら、節はそれほど気にならないかもしれません。



 
 以上、師匠の教えプラス 番台の経験からでした。
 二胡者諸氏も、実演や動画などでは、「道具としての弓」にも注目してみると面白いかもしれません。


 夜空で弓と言えばいて座ですな。
 ケンタウロスが弓矢をつがえている勇姿だそうで。
 この星座は天の川銀河の中心部方向で、環境がととのえば街中からも天の川っぽい姿が撮れます。

nannto160704-1


 画も下手だが天体写真も下手です(^_^;)。




 今日の表題ですが、アシタカといえば有名な弓の使い手(射手)。さいきんはアシリパさんかもですが、両名とも「ア」で始まってますな。
 そこで思わず「阿炳を忘れないで!」ってなってしまう番台は一種の病かもしれません。

 ただし、阿炳が射止めるのは聴衆のハートであります(多少ださく言ってみた(^◇^;))


 



 
 それと、役に立つかわかりませんが、番台はタイプ3で細い竹の弓を使ってることが多いです。
 また、演奏中に弓をへし折ったことが二回あります。






 夏休みから始める二胡…
 トライアル(体験)レッスンやってます〜

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