あちこちでマダラに、孫文明大師Respectで算命(占い)やるよ〜などと言っておりますが、
二胡者の諸氏は夙にご存知のところですが、孫文明大師とは、中国で所謂ところの「民間二胡芸術家」(公的な身分のなかった人としての…の意味)であり、大道二胡芸人、作曲家、です。
師も、阿炳大師と同じく盲目であり、1928年浙江省上虞県の産まれ、四歳で疱瘡のため失明、12歳で親を失ってからは放浪生活にはいり、辻占いで生計をたてていました。
そして16歳の時にたどり着いた高淳県でご当地の一つの習慣…習俗…に出会います。それは
「算算命,交交好运;拉拉二胡,脱脱晦气」
占って良い運勢に出くわし、二胡を弾いてダメな気から抜け出す
(相当くだけた訳です(^_^;))
大道の占いと大道の二胡は一体だったんです。
そこで孫大師は一念発起、ご当地でお客を増やすために、聞きかじり音コピ、先輩から聞き習いで、独学で二胡を弾き始めます。(習い始めの時に勉強したのは、二胡を習ったりした方ならよくご存じの江蘇民歌「孟姜女」だったそうで(^^))
譜面が見えない分、師匠となった先輩の演奏を耳コピしてなんどもなんども反復練習、そして…
すっかりはまってしまったということで…
孫大師に関しては、その後もおもしろエピソードがあるんですが、また後ほどご紹介します。
そういう大師の「流波曲」ですが、実は以前に我が師匠から課題曲として頂きその後数年してからやっと解釈をして弾けるようになりました。
その時に、やっぱり孫大師の心境を理解する上で、占いと二胡が不可分?と思うに至りまして。
今年は孫大師生誕90周年にあたり、以前からイベントなどでちらほらやって喜んでいただけていた占いも、やってみようかなと決めました。
といっても、西洋風なタロットが主です。
これは私の若い頃教えて下さる方がいて、その方法論で占っています。
(全部正位置でSpreadして、置かれた位置で意味を読んでいくというもの)
易はいま勉強中です。
占いなので、ネット経由でというのはちょっと難しいのですが、直接お目にかかれる方はもし需要がありましたら、ご連絡ください。
宣伝になりますが、初回はお試し価格です。
いつものsomeiro-gld@mbr.nifty.com まで。
無料というのも考えないでもなかったのですが、それだと大師Respectにならないなあと考えまして。
では、広く薄い意味での明日のカードを引いてみようと思います。
タロットと言いましたが、本日はルノルマンカードというものを引いてみました。
(引用元:Regula Elizabeth Fieehter /Mystical Lenormano)箱書きには1800年代のものの復刻とあります。)
明日のキーワードは、仲間&信頼です。
この占いでは良くも悪くも、なのですが、
信頼できる「仲間」…友達というより、なにか作ったり、目指したり、話し合ったりする上での相棒、fellow、の存在がクローズアップされそうです。。。
意味的には悪いカードじゃありません。いますぐ心当たりなくても、明日気がついたり出会ったりするかも。
楽しい気持ちになりましたら幸いです。
私に占いを教えた人の口癖は、「占いなんてエンターティンメントだもの、人を生きる気持ちにさせてなんぼだよ(^^)v」でした。
孫文明大師は占いと二胡ライヴ、エンターティンメント二本立てのツアーミュージシャンだったんです\(^o^)/。
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