と突然思い出して不可解な気分になっている秘境温泉番台です。
なにか勧善懲悪事案なら、ぜひ仮面ライダーに解決してほしいところ。

ことの次第はこうです。
十数年前、二胡演奏のお仕事を頂くようになって三年目くらいのときです。
北大のそばに、けっこう有名なエレキギターなどの楽器店さんありまして、
番台は、まだお仕事演奏初めて三年目くらいに、そこの息子さんという方からお電話頂きました。
お父様が二胡がお好きと言うことで、誕生日のサプライズにしたいので
パーティで演奏を頼みたいということで。
当時の拙ホームページをご覧頂いてれんらくを頂いたのでした。
おめでたい席のことだったので、知らない方でしたけれど、お引き受けいたしました。
そういった事情なら、中国曲でも喜んでいただけるのではないかと思い。
その一週間後くらいに、パーティ会場になるという支店の店舗を下見させていただき、
必要機材や、時間帯、曲目、ギャランティなどについて、打ち合わせをさせて頂きました。
楽器屋さん店内の演奏というのもおもしろいですね、などと申し上げて
良い感じで打ち合わせはおわりました。
それから当日が三週間くらい後くらいだったでしょうか。
打ち合わせ通り伺い、会場に入ると、年配のご婦人が出迎えていただきまして、
「息子さんのご依頼で伺いました二胡の〇〇と申します」
となのりますと、
そのご婦人
「あっ……………」
お化けでもみたようなお顔になりました。
そして、なんだか目が泳いだのち
「あ、それは、あの、無いので、お引き取り頂けますか…」
へっ??????????
番台はとまどってしまいまして、ぼーっと立ってしまいまして。
すると
「どうぞおひきとりください…」
と、なんかつまみ出すみたいな雰囲気で。
「〇〇さん(依頼主の息子さん)はおいでになりますか?」
「いえ、あの… … お帰り頂けますか?」
話にならない状態とはこのこと。
なんだかびっくりして、しょうが無いので地下鉄で30分くらいかけて、かえりました。
それでこの話、終わっちゃうんです。
ギャラはもちろん交通費も出ませんでした。
フォローの連絡もありません。
依頼の方に電話も繋がりません。
メール書いても返事無し。
で、そのままになったのですが、最近、その会社を思い出すことがありまして。詳しくは差し控えますが。
真相を推理するのもたんなる思考の遊びだけになるので、まあ、細部はともかく、ひとつだけ確かなのは、もしかして、すごい失礼なことされたの?かも? ってことでした。
社風なのかなあ… それともなにか社内であったんでしょうか。
だけど、一方でそのお父様(当時の社長さん)や息子さんになにか不測の事態があったのかもしれません。
まあ、もう関わることはないと思うし、あまり考えません。
横溝正史先生ならどういう話にしてくれるかなあ、というような、二胡やってて、番台の経験した最大のミステリーです。
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