と、自分の書き込みを読み返すと「私は流行る前からやってんのよ!」的な、既得権訴え的な、ちょっとイヤな感じもでてきたなあ。
母集団ちいさいような地方都市で、けっこう以前から、少ないシェアの奪い合いに巻き込まれたりして、楽しいだけの思いしてなかったせいかもしれない。
正直言うと、思いがけないブームで、ありがたいこともたくさんあるけど、疲れたとこもある。
ハラ括っていかないとだめかなあ、と呟くとある友人が「いままで、ストイックに括りすぎたんじゃないの? 少し弛めた方が、いろいろ入ってくるかもよ」と。
なーる。そういう風に考えたことがなかったかも。視野が狭いと、可能性も減るし、疲れるよね。たしかに。この一言は、考えさせられたのであった。
ところで、二胡のレパートリーだが、年数経つと「これ弾ければ、テクニックが高いからえばれるかもしれないけど、どうも好きじゃない曲だなあ」というものも出てくる。これまでは、それって、よくないのかなあと思ったけど、考えてみれば、音大生とかじゃないし、期末試験もないし(笑)、「これぞ私の二胡の曲!」ってのが見つかったら、一生かけて磨き抜いていくほうが、プレイヤーとしてはいいのかもね。
たとえば、ルイサダは極上のシューマン弾きだし、ショパンの「マズルカ」がライフワークだったりするような……バックハウスにとってのベートーベンみたいな、「この人のこれ」があってこそ、プレイヤーとして本望なんだろうなあ。
例えがでかいか(笑)。
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