恋上二胡/二胡と遊ぼう

札幌の二胡な人 荒木田 真穂の 二胡もあるブログです。    

本職ことだまつかい(書き屋)な
二胡の人(Player & Instructor)
無宗教。支持政党無し。
HP 最愛二胡 http://someiro-erhu.jimdo.com/
グローバルワークス と
unitシラフヤルカもよろしくお願いします。

 今、爆忙なので、早朝活動前の二時間くらいしか練習できない。危機感ゆえに、かなり集中してやってんだけど、練習してもしても入らないフレーズがある。こういう時間って、ムダになってんのかしらねえ。............


 K珈琲ライブのチラシでは、マダムに沢山お手数をかけさせてしまった。出来上がったチラシは、和風レトロと妖しい中国風が混じったステキなもの。千代紙が効果的に使用されている。
 それがあんまりステキだったので近所の文具店で見かけた千代紙セットをつい衝動買い。ところが、私にはマダムのような才能がないので、ただ「きれいだー」と眺めてるだけ。なにか作ればいいのかなあ、と思って、はさみを取り出してみたが、なにも湧かない。でも、なんか創りたくて、とりあえず幼稚な花の形を切り抜いてみた。花はともかく、切れっ端はついに捨てた。
 そこではたと気づいた。

 「創るってのは、ゴミがでることなんだねえ」
 そんな当たり前のことを言うと、マダム姉妹はにやにや。姉は絵描き、妹は写真師の姉妹である。そんなことは、言わずもがなの事実である。マダムも、今回のチラシ作りでは、かなりな数の下書きを創り、何枚もの千代紙を切り刻んでゴミにした、と語っていた。
 しかし、私も子供の頃は、下手なりにちょこちょこ創るのが好きだったはずだ。そして、気づいていなかったが、その都度ゴミを出していたはずだ。
 そういうモノでなくても、料理創ればゴミが出る。畑創ったってゴミが出る。服創っても、雑貨創っても、大工仕事しても、映画創っても。二胡作りの現場なんか木っ端のゴミだらけだろう。
 ゴミのない創造の現場なんてあり得ない。

 考えてみれば、実は自分もゴミは出している。もう、モノを創らないから、目に見えるゴミは出ないが、一つ文章を書く度に、何万語ゴミにしているだろう。二胡で一曲モノにするための練習で、何千音、何万音ゴミにしてるだろう。
 だけど、ゴミ出さないと、良いものってできないのかも。一発で名文書けるのが果たして天才? ギターのTくんは毎日14時間ギター弾きっぱなしで曲を創ってるという。でも、人前に披露するライブレパートリーはそんなに多くない。今までに何百曲捨てたんだろう?彼は?
 良いもの創るひとほど、ゴミいっぱい出してる。あたしなんか、最近ゴミが少なすぎて恥ずかしいくらいだ。
 効率よく創るのが良いことだ、なんてのは、まゆつばである。


 だけど、今時はちょっと違うゴミがある。
 今日、とある食玩を衝動買いしてしまい、自宅で箱を開けながら、その過剰包装にうんざりしてしまった。入っていたミニチュアを見てふと、こういうものを粘土で自作している知人を思い出す。その創る過程でやっぱりゴミが出てる。創るから出るゴミ。でも今日自分は、自分でなにも創ってなくて、人の創ったものを消費するだけなのに、箱やら小袋やらゴミを沢山出してしまった。カップ麺の小袋、小分けドレッシングなんかにも、同じことを思う。理由はないけど、なぜかそういうゴミがイヤなんである。創ってないのに、創ってるかのように幻想させる現代のゴミ............。
 沢山ゴミ出したのに、欲しいミニチュアは入ってなかった.........。この時点で捨てるひとがいれば、ここにも、ムダなゴミが出るんだろうなあ。私は貧乏性なので捨てませんのですが。

 こんど「創造的ゴミ供養」でもやるかな。







 この名前は、一昨年初めてやったソロライブのタイトル。今にして思えば「悲歌」とか「閑居吟」とか、ずいぶん思い切った選曲だったなあ。怖いモノ知らずだったんですねえ。
 ソロといいながら、随分沢山のゲストの力を借りて、どうにかこうにか約1時間半乗り切ったっけ。鍵盤師M女史はいわずもがな、打弦師Kさんや、現在のグロバの前身の方々にも来て頂きましたっけ。ギターのTくんも一曲だけ参加してくれたっけ。
 この二年、二胡の方面他でもいろいろバタバタあって、このライブのことをすっかり忘れていたのだけど、一昨日二胡屋のお客様に「あの時、見に行ったんですよー」と言われてドキドキ。自分の怖いモノ知らずぶりを思い出して、ハラハラものだった。この二年、札幌の二胡環境もかなり変わった。私はあんまり進歩ないけども。ううう。
 しかし、またあんな豪華お祭りライブをやりたいなあ。おのれは下手なのだが、好きな曲ばかり、好きな人たちと演奏して、ほんとに楽しかった。 苦しみ多き人生、これくらい楽しみがないとね。




 当たり前のように「なんてあたしは下手な二胡弾き!」と再認識。 しかし、それにもめげず、ライブやるぞー。春だしね。新しい共演者を一本釣り逆ナンパしたい願望がむらむらと..........自分を鍛えなくちゃ。もっともっと。上手になりたいということももちろん大事だけど、やっぱり私は唯一無二になりたいのです。それは「日本一上手い」などのランク付け的な意味でなく、「上手くはないが、こいつの二胡でしか聴けない何かがある」そんな二胡使いになりたいわけです。同じジャンルの人が沢山いるのは嬉しい。でも、私と似たようなもの、明らかに真似たモノ、同じモノがある状態がどうも苦手なのです。もちろん、完全なオリジナリティなんてあり得ない、しかし、だからこそ。
 ある意味、難儀な性格です。常に新しいことをやって逃げ回りたい(大笑)。
 ルーツは日本人じゃないかもね。

 そんなことを吐いてる私、先日、あるライブ会場で、人間違いしちゃった!! いやあ、大変な痛恨であります。たしかに会場は暗かったさ。そして、席は端と端だったさ。 しかし、にこにこと会釈してくれたその人を、いかに似ている風貌とは言え、「自分が唯一無二でなけりゃ」と言ってる自分から、人間違いしてちゃ、世話ないわなあ。
 実は、私がてっきりその人と思い込んだ知人も「実は自分にちょっと似た奴がいる、そいつかも」と言っておられました。加えて、やっぱり似た人がいるのはあまり嬉しくないご様子......ああ、やはりだ。
 昨日、そのご当人にちゃんとお詫びしました。まったく、失礼しました。しかし、私に会釈した人は誰だったのか、いまもって不明です。




5a802c89.JPG 茶友に、自分の一番イヤなこと、についてカミングアウト。
 その「イヤなこと」のなかみはここではヒミツ。でも、ひじょーに単純、そして、個人的、感情的。かつ子供っぽいようなことだ。だけど、私にとっては重要である。
 他者から無意識に「一番イヤなこと」をされた時、私は対決や報復をせず、我慢して自分の中に溜め込んでしまうので、結局自分の心身を傷つけることになる。なんで我慢するかといえば、心の奥に「正しいことをするべきだ」という一種のコンプレックスがあるからなのだ。良い子になりたいというんではなくて、世界に対して、なにか原罪的な、思いこみに過ぎない「負い目」を背負ってしまっているからだ。
 で、その原因もよくわかっている。べつに、過去になにか、悪いことをしたというわけじゃなくて、ただ、自分を肯定される経験があまりなかったというだけのことだ。その環境の中では、なによりまず第一に「自分の個人的感情を肯定すること」は、「正しいこと」の範疇になかったのである。自分に対して否定的でなければ、生き延びることが難しい(ように、子供の私は感じ取っていた)。よって、これは「三つ子の魂」みたいなもので、これからも長く付き合ったり、誤魔化したりして生きていくしかないみたい。
 自信がありそうだ、とか、堂々としてる、とか言われると、私は正直言って「引く」。 本当に、全然そんなことはないのだが、カラ元気くらいだしておかないと、ほんとに自分が潰れる、或いは自分で自分を潰すおそれがあるからなのである。

 そんなことを某カフェにて話しているうちに、ちょいと気がほぐれてきた。
 本当に好きなことを実現するために、本当に一番イヤなことを経由しなければならないなんて、本当に本当に辛いことだ。でも、こればっかりは、どうしようもない。イヤなことを避ければ、一番好きなことも失われてしまう。だけど、おそらくどんなに辛抱しても、本当に望む通りには報われることはないだろう。ままならない世の中だけど、本当にしょうがない。
 そういう、どうしようもない自分に酔うことなんて、できない。なんて格好悪いことだろう。この文を読んで「こいつ自分に酔ってる」とだけは思わないでほしい。

 茶と話で辛さを忘れる一時を繋ぎながら、生きていくしかない、なけなしの人生なんだから。







06768d94.jpgペグ(糸巻)は、木製がいいのか、金属がいいのか、よく訊ねられます。
答えは「どちらにも一長一短あり」。


金属:特徴 音色に独特の金属音響が混じる

   長所 調弦が比較的容易
   短所 音が狂いやすい
      筒型タイプの金属ペグは、弦の交換が比較的難しい


木製:特徴 歴史的に古くから使われている

   長所 音が狂いにくい
      弦の交換が比較的容易

   短所 調弦が少し難しい


 バイオリン、チェロなど西洋の擦弦楽器は木製ペグが主流です。これにたいして、弦につねに強い力のかかるギターなど撥弦楽器は金属ペグのものが少なくありません。


 二胡に関しては、音色、楽器の姿形などの好みを勘案して選ぶとよいでしょう。
 調弦に自信のない人でも、じっくり慣れていけば、木製でも大丈夫です。
 金属ペグを選ぶ場合は、回し手と本体棹の間のすき間に注意してください。


 ※写真は天華楽器のネームタグと、筒型金属ペグの正面像です。


 次回は千金のお話........




 ♭Bの曲を現在集中練習中。すると、ふしぎなモノで、♭B耳になってくる......ような気がする。
 ♭B耳になってないと、内弦1指、すなわち5(下点)と開放弦の関係に一瞬戸惑うんだけど、なれてくると、その3と5(どっちも下点)の関係がすごい快感になってくる。
 どっちも、内弦をちゃんと弾けてないときれいに出ない音なので、そのヘンもはまり所。
 C問題も克服してないというのに........やっぱり移調階名唱ができないとダメみたいなので、今は課題ができると写譜、写譜、写譜である。

1563f055.jpg ささやかに二胡屋開業して数ヶ月。
 札幌だと、二胡は教室に入らないと買えないか、それほど沢山は置いてない楽器屋さんでしか買えません。
 ・独学志向の人も気軽に買える
 ・いくつかの価格帯の二胡を試してから買える
 ・買い換えや追加の二胡が欲しい人が来たくなる
 を目指しました。
 それぞれの人の、二胡に対する思いの深さや、お財布の具合は違うので、買いたい人自身が納得した上でお買い物してくださればいいなあと思います。

 すでに二胡を持っている人は、もっと自分の二胡が好きになるような場所を目指しています。「高くないと上手になれない」「あなたの二胡は安物で価値がない」は、ここでは言いませんので(笑)、ご自分所蔵の二胡も持参して、別素材と比べてみてください。

 規模が小さいし、いわゆる楽器店じゃないので、ほとんど全点メーカー保証のしっかりしたものを扱っています。通販は実物を触れないから不安という人も安心して買える場所を目指しています。
 今、十三堂さん(台湾)、可行道さん(蘇州)、天華楽器さん(北京)の協力を得ています。
 或いは、私が自分で「これは良いぞー」と思って中国などでゲットしてきたものもたまに登場。
 なかなかステキな二胡君たちに囲まれて幸せ.......なのですが、どれも早く良い行き場所が決まるといいなあ、というのが、親心であります。
 
 写真はは、「キーホルダー型電子おんさ」。DとA(440Hz)音が出ます。チューナーの針ばかりでなく、耳で調弦できるようにもしておいた方が、あとあと何かと便利かも。これは小さいので、耳を鍛える道具にもなります。




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